「iDeCo」とは何か。〜20代から考える老後資金〜

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老後資金2000万円不足問題と同時に、最近よく耳にするようになった「iDeCo」(イデコ)。

実はこのiDeCo、2021年1月時点で185万人以上の方が加入している資産形成制度なんです。

しかしiDeCoについて、

  • 「そもそもどんな制度なのかわからない」
  • 「何歳から始めるのがベストなの?」

と疑問を持っている人も多いと思います。

そこで、これからiDeCoに加入する方のために、メリットやデメリット・始め方などを簡単にまとめてみました。




iDeCoとは

さて、iDeCoとはそもそも何かというと、(個人型確定拠出年金)と呼ばれる「個人的につみたてる年金」のことです。

日本では医療の発達とともに長寿化が進み、平均寿命は男性が81歳、女性が87歳と、人生100年時代がさらに現実的になってきていると言えます。

そんな先の長い人生、年金と貯金だけで生活できると思いますか??

長期化する老後に備えて、個人で老後資金を貯める制度として誕生したのが、このiDeCoなのです。

iDeCoは投資信託・定期預金・保険の中からつみたてたい商品を選び、毎月一定の金額(最低5,000円から)を運用していきます。

 

iDeCoの特徴

iDeCoの特徴をまとめてみました。

  • 自分で加入手続きをし、毎月のつみたて金額を決めて運用する
  • 20歳から60歳未満までの全ての方が加入できる。(※ただし、国民年金保険料の滞納者・免除者は加入できない)
  • つみたてた資産は60歳以降に受け取ることができる(60歳まで引き出すことはできない)
  • 定期預金や保険、投資信託などの中から商品を選び、運用する
  • つみたて金・運用益・受け取り金に税制の優遇措置が施されている

 

幅広い年齢の方が加入可能なことから、多くの人にiDeCoを利用してほしいということがわかりますね。

逆にいうと、これを国が推奨しているということは公的年金だけでは老後資金は賄えないよ、という裏付けにもなります(笑)

1番の特徴としては、税金の節約効果があること!

この節税のメリットについて詳しくみていきましょう。




iDeCoのメリット

iDeCoの最大のメリットはつみたてたお金が全額所得控除され、税金が安くなることです。

実際に運用するとメリットは3つあり、

  1. 積み立てた金額が全額所得控除される
  2. 運用益が非課税
  3. 受け取る時も一定額が非課税に

です。

簡単に書くと、「つみたて時」「運用時」「受け取り時」に節税ができるということですね。

1つ1つ見ていきましょう。

1、「つみたて時」に非課税

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毎月iDeCoにつみたてたお金は全額所得控除の対象となり、所得税・住民税が軽減されます。

「じゃあ年間100,000万円をつみたてると100,000円分控除されるの?」というとそうではありません。

たとえば40歳の会社員(年収500万円)が毎月23,000円をつみたてていると仮定すると、1年で55,200円も節税することができるんです。

もし同じ条件で年収が800万円の場合、1年で82,800円節税が可能です。

 

なお、所得税・住民税の控除可能金額は加入者区分や毎月のつみたて額によっても変わってきます。

下記の楽天証券節税シミュレーションで自分がどれくらい節税可能なのか診断することができます。

ぜひ試してみてください。

楽天証券節税シミュレーション

 

2、「運用時」に非課税

運用で得た利益がそのままもらえる(非課税)となるのも大きなメリット!

そんなの普通じゃないの?と思うかもしれませんが、投資信託や定期預金で得た利益には通常20.315%の税金がかかるんです。

もし100,000万円儲けたとしても、20,000円は税金が引かれてしまうわけですね。

これがiDeCoで運用すると支払う税金は0となります。

 

3、「受け取り時」も非課税

iDeCoでつみたてた金額を受け取る時にも、節税効果があります。

つみたてた金額の受け取り方法は2つあり、

  • 年金として分割で受け取る(公的年金等控除)
  • 一時金として一括で受け取る(退職所得控除)

です。

年金として受け取る場合は「公的年金等控除」が、一時金として受け取る場合は「退職所得控除」が適用されるため、税負担を軽くできます。




iDeCoのデメリット(注意点)

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はい、もちろんIDeCoにはデメリットもあります。

メリットだけだと全国民がやっていますからね(笑)

1つ1つ見ていきましょう!

 

デメリット1、60歳まで引き出せない

ぶっちゃけiDeCoを始める上で一番のデメリットと言えばこれ。

60歳まで引き出せないことでしょう。

そもそもiDeCoは老後資金を確保するために始める年金制度。

途中で引き出してしまうと貯金同じになります。

途中で引き出すことができない制約がある代わりに、手厚い税制優遇があると考えてみてください!

20代から始める場合は40年近く運用する必要があるので、長期運用だと思ってつみたてることが大事ですよ。

 

デメリット2、運用に手数料がかかる

iDeCoは税制優遇があってお得に見えますが、実は手数料や維持費がかかるんです。

まず口座開設時に約2,800円の手数料。

運用時には口座管理手数料が毎月200〜600円(運営管理機関によって異なる)ほどかかってきます。

毎月の手数料は安いに越したことはありません。

口座開設のときは手数料を1つのポイントとして選んでみてください。

ちなみに私が口座開設をしている楽天証券ですと毎月の手数料は171円という安値ですのでおすすめです。

 

デメリット3、元本割れのリスクがある

当たり前のことを書きますが、iDeCoだって投資の1つ。

そのため、元本割れのリスクがあります。

元本が保証されている商品もありますが、それだけだとなかなかリターンは得られません。

リスクが大きい代わりにリターンも大きい商品とうまく組み合わせて運用する必要がありますね。

ということは、ある程度は投資に対する知識が必要になるかもしれません。

 

デメリット4、誰でも加入できるわけではない

iDeCoの特徴でも少し書きましたが、加入するには以下に当てはまってはいけません。

  • 国民年金保険を滞納している人・免除者
  • 60歳以上の人
  • 海外に住んでいる人
  • 勤務先の企業型DCの規約でiDeCoが認められない人

国民年金を払っていないのに個人型年金が認められるわけありませんよね(笑)

注意が必要なのは企業型DCです。

あらかじめ加入が可能かどうか、確認しておきましょう。




まとめ:余裕のある方なら20代から運用を!

今回はIDeCoの特徴とメリット・デメリットについて紹介してきました。

iDeCoは国が設けた老後のための資産形成の制度です。

上記でも説明したように、現在の公的年金だけでは老後資金はまかなえない。

だったら20代のうちに始めれば、その分老後資金は多く確保することができます!

 

しかしこれまで紹介してきたようにメリットもたくさんありますが、デメリットも多い。

特に60歳まで引き出せないのは大きいデメリットです。

20代は何かとイベントが多い年代でもあります。

自分の生活と照らし合わせて利用を検討してみてくださいね。

 

もし60歳以上でないと引き出せないことで悩んでいるなら、つみたてNISAを検討してみてはいかがでしょうか。

つみたてNISAなら年齢に関係なくいつでも引き出すことができますよ!

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う〜ん。やっぱり節税って大事だなあ

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